金持ちと貧乏人

安定した社会がいいという 金持ちは より金持ちになり 貧乏人は より貧乏になる それでも 安全で安心だ 国際通貨基金のレポートが 貧富の差に警鐘を鳴らしても 金持ちは金持ちのまま 貧乏人は貧乏人のまま 金持ちには 貧乏人の知らない投資の機会があり 優秀なウェルスマネージャーが 金持ちの損失をゼロにする 貧乏人には カードローンやリボ払いがあって 金融機関の優しい融資のPRが 貧乏人の借金を増やし続ける 民主主義だろうと社会主義だろうと なぜか どの国の政治家も役人も 金持ちのために働いて 貧乏人を増やす 最大多数の最大幸福を目指そう 21世紀は貧乏人のためにある そんなプロパガンダが見えてきた アッカンベーをする僕に 居場所はあるのか